男子美方の3区平林清澄(左)からたすきを受け取る4区小島優輝=12月23日、京都府京都市内の第3中継所

 【男子第69回全国高校駅伝競走大会 福井県代表・美方36位】

 男子美方は目標の20位台を逃したが、5区以降の3年生が粘りを見せ36位。アンカーを務めた熊野颯大は「力を出し切れた」と笑顔で振り返った。

 【詳しく】女子57位「悔しさを次へ」

 前半3区間の1年生は苦しんだ。1区廣瀬啓伍は「ハイペースについていけなかった」と後半失速。2区田鳥創太もペースを維持できない。3区平林清澄は何とか39位でつないだ。4区の2年小島優輝は急きょメンバー入りしたため調整が遅れ、順位を落とした。

 この悪い流れを変えたのは3年生だった。5区時岡宗生が区間21位の走りで前方集団に追いつくと、6区の主将谷口蓮が2人抜き。「最後は足が動かなかった」というほど力を振り絞った。その姿に「力が湧いた」とアンカー熊野颯大。残り500メートルでラストスパートをかけ、一つ順位を上げ意地を見せた。

 堀真浩監督は「苦しい流れの中よく頑張った」と選手をねぎらった。「経験は財産になる。下級生はより精神力を磨き、悔しさをバネにしてほしい」と成長を期待した。

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