制振装置ありのツーバイフォー(2×4)住宅は震度7の繰り返しに耐えたが、制振装置なしの住宅は倒壊した―との公開実験を巡り、日本ツーバイフォー建築協会(東京)が「消費者の誤解と不安を招く」と申し入れ、実施した住友ゴム工業(神戸市)が実験の映像や資料のウェブ公開を中止したことが23日、関係者への取材で分かった。

 実験に関わった明治大理工学部の梶川久光専任准教授は「実験結果は一つの事実。それを出さないという結論は、消費者のためになっているのか」とコメント。大震災の危機が注目される中、安全性についてどの情報を信じるべきか、消費者は難しい判断を迫られている。

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