越前がに

 福井海区漁業調整委員会は12月18日、福井県福井市の県水産会館で開かれ、ズワイガニや太平洋クロマグロの年間漁獲可能量(TAC)について協議した。ズワイガニは資源量の減少が見込まれることから、今漁期の福井県への配分が削減されたことが報告された。

 今漁期のズワイガニのTACは当初、214トンが国から福井県に配分されていた。しかし、日本海区水産研究所の資源量調査で、3年後に半減するとの予測が示されたため、190トンに削減された。委員会事務局の県水産課によると、漁期途中にズワイガニの配分が減るのは初めて。不足分は追加配分で充当する。例年約70トンが追加配分されており、今回の削減による影響はないとみられる。

 クロマグロは、今年7月から来年3月までの漁獲量として小型魚(30キロ未満)13・3トン、大型魚(30キロ以上)2・9トンが福井県に割り当てられていたが、7月に大型魚が定置網に入り込み約11トンを水揚げ。TACを大幅に超過した。

 9月には小型7・9トン、大型5・3トンの追加配分があったが、大型はそれでも足りないため、小型の追加分7・9トンを大型分に振り替えた。11月末時点の漁獲量は小型2・2トン、大型11・7トンで、残り枠はそれぞれ11・1トン、4・4トンとなっている。

 2019年のマアジ、アカガレイの漁獲量は例年通りとした。

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