ピンクのかれんな花を咲かせ、出荷が本格化しているストック=12月18日、福井県あわら市

 福井県のあわら、坂井両市にまたがる坂井北部丘陵地の園芸ハウスで、冬の花ストックの出荷が本格化している。秋以降、寒暖差が大きかったが生育は上々。甘い香りが漂うハウス内で農家が連日摘み取りに精を出している。

 ストックは1本の茎にピンクや白、紫の八重咲きのかれんな花を10~20輪つける。両市では、7軒が「芦原花部会」をつくり、メロンなどの後作として約80アールで15万本を栽培している。

 あわら市の谷川光雄さん(63)、菜穂恵さん(60)夫妻は、2棟のハウス計5アールで約1万6千本を栽培。今期は11月中旬から出荷を始め、現在は1日500~600本を摘み取っている。

 JA花咲ふくいによると、葬儀の祭壇など冠婚葬祭用の引き合いが多いという。来年2月いっぱいまで、県内をはじめ金沢市や関西方面に出荷される。

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