北陸新幹線の敦賀開業に向けてタイムカプセルに保管するメッセージが寄せられた掲示板=12月13日、福井県福井市のJR福井駅

 「福井はどう変わっているだろう?」。新しい時代の幕開けを控えた平成最後の年末を迎え、北陸新幹線が福井県内に延伸する2023年春に向けた思いをつづってもらうメッセージボードが福井市のJR福井駅に設置されている。メッセージは12月28日まで受け付けてタイムカプセルに保管、約4年後の北陸新幹線敦賀開業に合わせて開封する。

 JR西日本福井地域鉄道部が10日、みどりの窓口前に記入コーナーを設けた。利用客らがカードにメッセージを書き込み、掲示用のボードに貼り付けている。

 ボードには、敦賀開業に寄せて「おめでとう」「今までより早く東京へ行ける。みんなで乗りたいな」とお祝いや期待の声がずらり。開業時を目標にした再開発計画が周辺で進む中、「駅前は高層ビルでどこにいるか分からなくなるだろうか?」と、街並みの変化を想像するメッセージも見られる。

 約4年後の自分に向けて「もうすぐ受験だね。頑張れ」「娘3人と孫が何人になっているか楽しみ」と言葉を贈る人も。「大学生活、楽しんでるといいな」とつづった仁愛女子高校3年の生徒は、「就職先が決まっていてほしい。4年後も福井にいるはずだから、開封されるのを見に来たい」と楽しみにしていた。

 28日に集まったカードを回収。市内の園児たちが4年後に寄せて描いた絵とともに、恐竜の卵形のタイムカプセルに収め、駅改札内の上りエレベーター付近に設置する。敦賀開業に合わせて開封して再び展示する予定。

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