福井県警の摘発件数

 高速道路で前方の車に激しく接近したなどとして、福井県警が道交法の車間距離保持義務違反で摘発した件数が、昨年1年間の3件から今年は41件(11月末現在)に急増していることが12月14日分かった。社会問題化した「あおり運転」に対する摘発の強化が影響している。

 14日の県議会予算決算特別委員会で明らかになった。あおり運転を受けた場合の対処について、県警の滝澤幹滋本部長は「まずは身の安全を守ることが第一。サービスエリアなど安全な場所に避難し、ドアロックをして110番通報してほしい」と述べた。

 あおり運転を巡っては警察庁が今年1月、悪質で危険な運転に対し、法令を駆使して捜査を徹底するよう各都道府県警に指示した。

 これを受け福井県警は、指導・警告にとどめていた運転行為を積極的に摘発。進路変更して前方に無理やり割り込み、急ブレーキを掛けさせるなどの進路変更禁止違反は、昨年の3件から今年は11月末現在で8件に増えている。同違反ではドライブレコーダーの映像を端緒に摘発したケースもあった。

 このほか刑法の傷害容疑などで捜査中の事件もあるという。県警は今年2回、ヘリコプターを投入し、地上の警察車両と連携した取り締まりも行った。

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