福井県警本部=福井市大手3丁目

 福井県福井市内で薬物事件の家宅捜索中、逃走した男を制止しようとした際に捜査員が捜索差し押さえ許可状(令状)を紛失した問題について、福井県警は12月11日夕、12通すべてを同市内にあった男の知人の車内から発見、押収したと発表した。

 家宅捜索は11月28日に行われ、その際にクリアファイルに入れていた令状6通と令状請求書6通の計12通を紛失していた。県警刑事企画課によると、発見したのは11日午後2時20分ごろ。男は調べに対し「逃走し車を乗り換える際、自分で隠した」と供述したという。

 令状を管理していた捜査員は、任意で事情を聴かれていた男が突然乗用車に乗り込み発進させたため、必死でその場にとどめようとした。現場が混乱する中、数分後にファイルから書類がなくなっていることに気付いた。令状の再発付を受け、翌29日に家宅捜索は終えていた。

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