福井県庁=福井県福井市

 文化庁の有識者会議は12月5日、中学校や高校の文化部活動の指針をまとめた。吹奏楽部や演劇部など一部で指摘される長時間練習に伴う生徒や教員の負担軽減が狙いで、「週2日以上の休養日を設ける」「1日の活動時間は平日2時間、休日3時間程度まで」といった目安を盛り込んだ。文化庁が、年内に全国の教育委員会などへ通知する。

 福井県教委は文化部を含む部活動に関し昨年3月、土日のどちらか1日と、平日のうち1日を休養日とするよう各市町教委と県立高校長に通知している。1日の活動時間の目安は示しておらず、策定中の学校業務改善方針に国の指針に沿った内容を盛り込み年内にも公表する。

 県教委は、今年7月時点ですべての公立中で休養日が導入されているとしている。県立高は今秋まで福井しあわせ元気国体に向けた強化があったため、休養日は来年度から完全実施する。

 県教委によると、今年9月の教員1人当たりの平日の平均勤務時間は休憩1時間を除き中学校10時間51分(昨年同期比16分減)、高校9時間47分(同増減なし)、小学校は10時間9分(同12分減)、特別支援学校は8時間58分(同9分減)だった。

関連記事