福井県庁

 ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が福井県内で増加しているため県は12月6日、冬季食中毒予防注意報を発令した。学校や保育所、高齢者施設などでの集団感染が懸念されることから、各市町や関係施設、団体に対し、予防対策を徹底するよう通知した。発令期間は来年3月末まで。

 県医薬食品・衛生課によると、2日までの1週間に県内22の定点医療機関を受診した感染性胃腸炎の患者は1機関当たり11・77人だった。前々週は4・77人、前週は6・73人で、2週間連続で県の増加基準を上回った。予防対策として▽帰宅時や食事前、トイレ後の手洗い▽食品と調理器具の衛生管理、十分な加熱▽嘔吐(おうと)物の迅速な拭き取りと消毒-などを求めている。

 同課は「12月から2月にかけて食中毒が多発する。ドアノブや手すりなどよく触る場所にウイルスが付着し、感染しやすい」とし、流水とせっけんによる手洗いで予防を徹底するよう呼び掛けている。

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