滝波宏文氏

 自民党は11月5日、来夏の参院選福井選挙区(改選数1)で再選を目指す現職の滝波宏文氏(47)=福井県大野市中野町1丁目=の公認を決めた。県連との関係が冷え込んでいた影響で7月下旬の第1次公認候補に漏れてから、約4カ月遅れての決定となった。滝波氏は福井新聞の取材に「経済産業大臣政務官としての公務と、選挙に向けた活動を若さと運動量で両立する。ふるさと福井と日本の発展に全力を尽くすため、選挙を勝ち抜きたい」と意気込みを語った。

 政策面では「福井など地方の成長なくして、わが国の成長はない。地方のものづくり産業を磨き上げ、世界の市場につなぐなど、人口が減少する中でも成長できるよう取り組みたい」と強調。さらに「そうした取り組みの実現にはインフラが重要で、引き続き北陸新幹線などの高速交通網の整備も進めたい。また現実的で責任あるエネルギー政策を追求したい」と述べた。

 滝波氏は昨年12月の県連会長人事に異議を唱え、県連との関係が冷え込んだため、党が7月20日に発表した第1次公認候補から漏れた。その後、滝波氏が謝罪し、11月23日の県連執行部会で上申が決定。同28日に山崎正昭会長が党本部へ上申書を提出していた。

 滝波氏は東京大学法学部卒。1994年4月に大蔵省(現財務省)へ入省した。人事企画室長や広報室長などを歴任し、2012年12月に退職。13年7月の参院選福井選挙区に自民公認で立候補し、初当選した。

 来夏の参院選福井選挙区にはこのほか、共産党公認で同党県常任委員の山田和雄氏(51)=福井市花堂北2丁目=が出馬を表明している。

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