敦賀市役所=福井県敦賀市中央町2丁目

 福井国体業務に関わっていた福井県敦賀市の職員のうち、今年4~10月の間に国が示す「過労死ライン」の月100時間を超えて残業したのは28人おり、このうち7人が180時間を超えていたことが12月5日、分かった。市は国体に向けて準備作業など業務が集中したことが原因としており、今後は同様の事態が起きないよう業務の平準化に注力するとしている。

 市議会一般質問で北川博規議員(市民クラブ)の質問で明らかになった。市総務課によると、残業が月100時間を超えた28人中、23人が国体推進課勤務で、最長で月193時間だった。7人は複数月にわたり100時間を超えていた。いずれも競技団体との打ち合わせや会場設営など、国体に向けた準備業務の激化が原因としている。体調不良などの訴えはないとしている。

 同課は「国体期間中は他部署から動員したが、競技団体との打ち合わせなど他の職員に割り振れない業務があった」と説明。今後、業務の集中が想定される場合には「職員へのヒアリングを随時行い、業務を割り振り直すなど負担が偏らないようにしたい」としている。

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