福井県がリニューアルした「雪みち情報ネットふくい」の画面

 本格的な降雪シーズンを前に、福井県は県内の道路の積雪情報を伝えるホームページ(HP)「雪みち情報ネットふくい」をリニューアルした。道路の状況を確認するカメラを52台増設し、住所や幹線、主要建物名が記された地図上に表示されるカメラマークをクリックすると、道路状況がサムネイル(小窓)でほぼリアルタイムで確認できる。通行規制情報や排雪場所も網羅し、利便性を向上させた。県は「車で出かける前にHPを見てもらい、除雪状況などをチェックしてほしい」と話している。

 今年2月の記録的な大雪での教訓を踏まえ、6月補正予算にシステム改修費8679万8千円を計上した。石川県など他県のHPなどを参考にリニューアルした。

 県は、これまで山間部を中心に設置していた道路状況確認カメラを、福井市のフェニックス通りと松本通りの「東下交差点」など市街地に52カ所増やし計179カ所とした。

 これに合わせてHPでは、より詳細な場所を特定できるよう地図の拡大縮小を可能にした。カメラマークをクリックすると、地図上に表示されるサムネイルのカメラ画像は、これまで1時間ごとの更新だったが、今回10分ごとに短縮したことで、ほぼリアルタイムで道路情報を得ることができるようにした。

 新たに、通行止めや片側交互通行などの通行規制情報のほか、県内に80カ所ある排雪場所の開設時間などを追加した。雪だるまマークをクリックすると、その場所の積雪状況と気温が表示される。

 県道路保全課は「一つの画面に全ての情報を網羅した。カメラ画像には渋滞なども映り、スマホでも確認できるので、不要不急の外出を控えるなど参考にしてほしい」と話している。雪みち情報ネットふくいは来年3月31日まで開設する。

 福井地方気象台によると、12月8、9の両日は冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下する見込み。気温が下がる上、平地でも雪が降り、地面がうっすらと白くなる恐れがある。

 2月の大雪では北陸道の通行止めに伴い、石川県境から福井市にかけての国道8号で最大1500台の車が立ち往生した。市街地などでも車の立ち往生などで効率的な除雪ができず、市民生活は混乱した。

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