福井市自然史博物館=福井県福井市足羽上町

 福井県福井市財政再建計画(2018~23年度)に歳入確保策の一つとして盛り込んだ施設使用料・手数料の見直しについて市は12月4日、文化施設で子どもや高齢者らに対して無料としている入館料を、受益者負担の原則を踏まえ適切な金額に見直す方針を明らかにした。20年度から実施し、毎年度約900万円の増収を見込む。

 4日の市議会一般質問で、八田一以議員(一真会)の質問に西行茂副市長が「適切な水準となるよう改正を進め、財源確保に努めていきたい」と答弁した。

 市が11月に実施し、結果を集計中の施設再編に関する市民アンケートでは、使用料の減免について問う項目もあり、西行副市長は「見直しに当たっては、市民の意見も十分に踏まえた上で検討を進めたい」とした。

 市総合政策課によると、現在は一乗谷朝倉氏遺跡復原町並(城戸ノ内町)や自然史博物館(足羽上町)など約10施設で、中学生以下と70歳以上、障害者などの入館料が無料となっている。

 手数料の見直しでは、事業者がクリーンセンター(寮町)に持ち込む一般廃棄物の処理手数料の減免措置を19年度に廃止する予定で、収入は毎年度約2300万円増える見通しと説明した。施設使用料の見直しと合わせ、20年度以降は約3200万円の増収を見込んでいる。

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