タイヤチェーンの装着方法が実演指導された講習会=12月2日、福井県福井市毛矢3丁目の藤島神社

 大雪時のタイヤチェーン装着義務化方針を受けた講習会が12月2日、福井県福井市毛矢3丁目の藤島神社駐車場で開かれた。今年2月の記録的な大雪時に開設されたフェイスブックグループ「福井災害情報」が主催。参加者約20人がチェーンの種類に応じた装着方法を学んだ。

 降雪地での装着を想定したジャッキアップしない方法を、グループメンバーで元トラック運転手の男性(66)=同県坂井市=が指導した。「駆動輪に装着を」「ねじれが生じないように」と注意点を挙げ、旧来の「はしご型」はタイヤにかぶせた後に車を少し前進させてからロックする手順を実演した。前進が不要な「亀甲型」の装着方法も紹介された。

 県内では、冬用タイヤに付け替えるだけの対応が一般的とあって、参加者からは「練習しないと難しそう」との声も。これからチェーンを購入するという坂井市の男性(46)は「2月の大雪では車がスタックして苦労した。どれだけ短時間で着けられるか確認したい」と話していた。

 「福井市防災士の会」も講習に協力し、防寒具の用意や早めの給油など大雪への備えを呼び掛けた。

 タイヤチェーンの装着義務化は、国土交通省が今後順次指定する区間で、警報レベルの大雪時に実施する方針。12月上旬にもスタートさせる方向で、県内では国道8号や北陸自動車道の一部などの指定が見込まれている。

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