溶接作業を撮影する女性写真愛好家=12月1日、福井県坂井市の長田工業所

 「カメラ女子」に溶接作業を撮影してもらうユニークな催しが12月1日、福井県坂井市春江町西長田の長田工業所で開かれた。写真愛好家10人が、職人の手元や火花が飛び散る瞬間を鮮やかに切り取った。

 同社は、溶接や鉄工に関心を持ってもらおうと、見学会や溶接体験ワークショップを開いている。今回の撮影会はそうした活動の一環として企画。「福井*カメラ女子の会」に呼び掛けた。

 10人は、鉄板からクリスマスツリーの型をくりぬく作業を撮影した。シャッタースピードや露出を変えながら、全体の風景や作業員の姿を活写。鉄板から青白い炎や火花が出る瞬間、職人の手元のアップなども狙っていた。

 火花が飛び散る瞬間をモノクロ撮影した大野市の女性(35)は「会心の1枚が撮れた」と満足そう。同会代表の寺下ユンさん(31)=鯖江市=は「日常生活では見ることのできない光景。被写体としては最高」と話した。

 長田工業所の小林輝之社長(43)は「女性の感性が感じられるいい写真が多かった。ホームページなどに使いたい」と話していた。

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