無線操縦車の世界大会で優勝した岡崎晟也さん=福井県坂井市の自宅

 模型メーカーのタミヤ(静岡市)が開いている無線操縦車の世界大会で、福井県坂井市の中学1年生の岡崎晟也(まさや)さんが優勝した。的確な操縦で経験豊富な大人を破り、全国から熱い視線を集める13歳は「今後、さらに格上の大会に出場したい」と意気込んでいる。

 大会は11月16~18日に静岡市で開かれた「タミヤGPワールドチャンピオン決定戦」。岡崎さんは、市販の車体と同じ規格のモーターを使って争う「STクラス」に出場した。

 同部門には、国内大会を勝ち抜いた22人と、アジア予選を突破した韓国選手1人、北米予選で1位になった米国選手1人が出場した。岡崎さんは、6月に開かれた国内予選で1位になり出場権を獲得していた。

 コースは約250メートル。ヘアピンなど高難度のコーナーがある一方、直線では時速40キロ近くになる高速コース。岡崎さんは、予選の出走順を決める16日の予備予選は6位。タイヤや車台のバランスが悪く、コーナー速度が遅かったため、父好伸さん(40)と話し合いセッティングを大幅に変更した。これが功を奏し17日の予選は2位。10人が進める決勝に名乗りを上げた。

 決勝は5分間のレース2回で争い、岡崎さんは予選順位に合わせ、どちらも2番手からスタートした。1回目は壁にぶつかるアクシデントで一時は5位に落ちたが、その後、驚異の追い上げを見せ1位。2回目も安定した走りで2位に入り、総合順位で見事、頂点に輝いた。

 岡崎さんは、昨年のこの大会では、STクラスの中学3年以下部門で準優勝に輝いている。週4回の練習で技を磨いてきた成果が実り「これからも大きい大会に挑戦したい」と話している。

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