第9回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で最優秀賞に選ばれた橋本隼人君

 家族や友人と新聞記事を読んで意見をまとめる第9回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の入賞者が11月26日発表され、最高の最優秀賞に小学生部門で福井県福井市宝永小5年の橋本隼人君(11)が選ばれた。犬、猫の大量繁殖場「子犬工場」の問題を解説する福井新聞の記事をもとに命の大切さをつづった。福井県内から同賞に選ばれるのは初めて。

 コンクールは、NIE(教育に新聞を)活動を知ってもらおうと日本新聞協会が主催。応募総数は5万2155点で、県内は24小中高校から1337点が寄せられた。小中高校生から各1点の最優秀賞のほか、優秀賞30点、奨励賞120点などを選んだ。

 ペットを飼いたいと思っていた橋本君は、福井新聞「こどもタイムズ」(4月22日付)に掲載された「子犬工場」に関する記事に着目。ペットショップ向けに、劣悪な環境で飼育されている動物がいる事実を知り、動物の命について両親らと話し合った。

 動物が人間の都合で粗末に扱われてはいけないことを理解した上で「ペットはプレゼントに買ってもらう『もの』じゃない。大切な命。犬を飼うなら、きちんと世話ができると両親に認めてもらえるよう自分のことをしっかりやりたい」とまとめた。

 家族との対話を通じて、さまざまな意見を聞き、考えを深める必要性があることに気付いた点が高く評価された。橋本君は「1月に(祖母の犬の)リンちゃんが死んでからずっと命の大切さを考えてきた。最優秀賞は跳び上がるほどうれしい」と話している。

 表彰式は12月15日に横浜市で開かれる。
 

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