福井県が独自予測する市町別の沿岸部津波高(最大値)※2012年、単位はメートル

 福井県は日本海で地震が発生した際の独自の津波予測結果を2012年9月に公表した。各市町で最大となる津波の高さは、坂井市三国町米ケ脇・三国町崎付近で8.68メートル、福井市八ツ俣町付近で6.87メートル、小浜市加尾付近で6.50メートルなどと想定。浸水面積・影響住民は高浜町の298ヘクタール、3927人が最大だった。

 津波のシミュレーションは、日本海の活断層とみられる断層から影響が大きい4地点を選定し、マグニチュード(M)7.28~7.99の地震を想定。満潮時の沿岸5市6町ごとの▽沿岸部の津波の高さ▽津波到達時間▽浸水域面積と推定域内人口―を算定している。

 県内最大の津波が想定される坂井市は2018年5月、「津波ひなんマップ」を作成し、津波発生時の避難対象地域の全世帯と、テクノポート福井の企業に計7500部配布した。各家庭で「わが家の津波一時避難所」や、避難経路を書き込んで使ってもらう。▽地震を感じたときは直ちに海岸から離れ、急いで安全な場所へ避難する▽近くの高台やビルへ避難する―など「心得」も列記している。

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