雨が降る中、境内に一足早く設置された門松=11月22日、福井県福井市田ノ谷町の大安禅寺

 福井県福井市田ノ谷町の大安禅寺で11月22日、門松が一足早くお目見えし、境内の紅葉との競演が参拝者を楽しませている。

 庭師の末政幸憲さん(81)=同県坂井市=が、1991年からボランティアで毎年作っている。今年のテーマは「論語」の「吾道一以貫之」。「私の人生は一つの思いで貫かれている」という意味で、一つ一つのことを大切にして道を歩んでほしいという願いを込めた。

 午前8時から末政さんら6人が、境内入り口で作業を始めた。高さ2・2メートルで、縁起物の松や梅、赤い実が付いたナンテンなどをあしらった。

 高橋玄峰副住職(36)は「来年はいのしし年だが、むやみやたらに猪突猛進するのではなく、日々を丁寧に歩んでほしい」と話していた。門松は来年1月13日まで設置する。

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