激しく燃える住宅。畑富美栄容疑者が義母らと住んでいた=5月8日午前1時15分ごろ、福井県福井市木下町

 住宅を全焼させ火災保険金約6500万円をだまし取ろうとしたとして、福井県警福井南署と県警捜査1課は11月21日、現住建造物等放火と詐欺未遂の疑いで同県福井市、会社員畑富美栄容疑者(61)と、長男の同市、会社員畑賢治容疑者(39)を再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。

 再逮捕容疑は共謀して今年5月8日午前0時40分ごろ、福井市木下町の木造2階建て住宅に火を付けて全焼させ、火災保険金をだまし取ろうとした疑い。

 捜査1課によると、住宅には富美栄容疑者と義母(86)と次男の3人が暮らしていた。出火当時は賢治容疑者と義母が家におり、午前0時41分に賢治容疑者が110番通報した。約280平方メートルを全焼。義母らは逃げ出し、けが人はなかった。富美栄容疑者と次男は外出中だった。

 両容疑者は昨年と今年、二つの保険をそれぞれ新たに掛けていた。5月中に保険金の支払いを請求したという。

 両容疑者は共謀して今年4月23日、同県あわら市内で県内の70代男性に暴力を振るわれけがをしたなどとうその傷害の被害を届け出たとして、虚偽告訴の疑いで11月1日に県警あわら署などに逮捕されていた。

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