記者会見で謝罪する神戸大の藤井勝副学長(右)ら=22日午後、神戸市

 神戸大は22日、兵庫県出身者が受験できる医学部推薦入試の地域特別枠で、募集要項に明記せずに過疎地域出身者に最大25点を加点する有利な配点をしていたと発表した。一連の医学部不正入試問題で、不適切な事例が国立大で明らかになるのは初めて。

 神戸大医学部で記者会見した藤井勝副学長は「不適切なことと考えており受験生に深くおわびする」と謝罪した。

 神戸大は地域医療に貢献する医師を育成する目的で、県内出身者を対象に特別枠を設置。出身高校の所在地や保護者の居住地が医師が不足する地域だった場合は最大25点が得られ、都市部出身者は0点になる仕組みだった。

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