『機動戦士ガンダム 40周年プロジェクト』でコラボするSUGIZO(C)創通・サンライズ

 大のガンダム好きとして知られるLUNA SEA/X JAPANのSUGIZOが21日、都内で来年40周年を迎える『機動戦士ガンダム』の40周年プロジェクトの発表会に出席。熱いガンダム愛を語った。

【動画】ガンダム40周年の”未完成曲”をSUGIZOが初披露

 1979年に放送された『機動戦士ガンダム』。未だに根強い人気を持ち、新シリーズの放送も断続的に行われている。そんな中、40周年では作品の垣根を超えたビジュアルが公開され、5作品の展開も発表。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』がNHK総合で来年4月から放送スタートするほか、「ガンダムビルド」シリーズの新作、「SDガンダム」シリーズの新作『SD ガンダムワールド 三国志創傑伝』が来年に放送予定。さらに劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』の来年公開、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が劇場版3部作として展開される予定も明かされた。

 LUNA SEAは同プロジェクトのテーマ曲、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のオープニング曲を担当する。この日、SUGIZOはテーマソング「BEYOND」と「翔べ!ガンダム」を披露した。「長く音楽をやっていますが、完成前のデモ状態をお聞かせするのは初めて。大変、失礼いたしました」としつつも「これを、のちにLUNA SEAで正式に発表したい」と力を込めた。ガンダムの歴史とシンクロするようにLUNA SEAも来年、30周年を迎える。「ガンダムもLUNA SEAも最前線を走っている。くさい言い方ですけど『永遠に続く青春』。この光、希望を未来に託したいイメージや気持ちを込めて生まれた曲ですね」と明かした。

 “ガンダムとは”を問われたSUGIZOは「僕の哲学の根幹ですね。10歳のころにガンダムが始まってリアルタイムで好きになった。11歳のときにシャアに憧れて『僕はああなるんだ』って決めた」と回想し、「まぁ真っ赤じゃなくて真っ黒なんですが」と重ねて笑わせた。「富野由悠季監督の哲学が凝縮されている。あのガンダムという存在を子供のころに知ることができたのは、僕の世代の日本人の財産だと思います」としみじみと語った。

 囲み取材でも熱さは変わらず。シャアの好きな部分については「シャアってヒーローのようで残念な人なんです。ニュータイプになりきれず、早すぎた、中途半端な存在。その虚しさ。本来はアムロやララァ、クェスになりたかった人なんです。残念ながら、それができずに指導する側に回る。実は自分に対するあきらめとか弱さを認めるところからスタートしている。そういう不完全なところが好き。一見、ヒーローでかっこよくてパイロットとしてはピカイチな人なんですけど、とっても残念な人。そこに、とっても残念な人生を歩んでいる僕は共感するわけです」と愛するキャラクターへの思いは止まらなかった。

 新たに展開される5作品の中で楽しみなものを問われると「『ハサウェイ』が映像化されると思っていなかったので、それを聞いたときに絶叫しましたね」と即答。「だってハサウェイはむごい最後を遂げる。それをちゃんと映像化してくれる。コアなファンとして楽しみでしょうがない」と胸を弾ませていた。現状は30日に公開される劇場版アニメ『機動戦士ガンダムNT』を心待ちにしているそう。「僕はミネバを我が子のようにかわいがっているので。成長したミネバが活躍してくれることがうれしくてしょうがない」と目尻を下げていた。

 また、40周年のテーマソングを担当することになった感想を問われると「プレッシャーよりも感謝と愛情が強い。39年前の自分と対峙するような。LUNA SEAも30周年なので、この長い旅を追憶するように音楽を作っている大変だけど幸福感に満ちています」と静かに語っていた。

https://youtu.be/c8PG_hprlXM

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