ふすま絵「花鳥浄土」が公開された当麻寺奥院「大方丈」の「四季花鳥の間」=21日午後、奈良県葛城市

 奈良県葛城市の当麻寺奥院は21日、国の重要文化財「大方丈」の6室のふすま絵「花鳥浄土」を報道向けに公開した。日本画家の上村淳之氏(85)が原画を描き、ろうけつ染めの技術を用いて絹布に染色し、仕上げた。

 ふすま絵は、大方丈の「鶴の間」や「四季花鳥の間」「白鷹の間」など計6室の60面で構成され、絹布は白山紬を使用した。寺は上村氏に2012年に依頼し、今年10月末に完成した。上村氏は同日の会見で「清らかな浄土の世界を描きたいと思った」と話した。

 ふすま絵は当麻寺奥院で、23日〜12月9日まで特別公開される。拝観料は中学生以上千円、小学生500円、幼児無料。

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