三菱電機の子会社が、鉄道車両などに使用されるゴム部品で顧客と約束した検査を行わず、品質データを改ざんしていたことが21日、分かった。三菱電機は出荷先への説明を始めており、近く公表する。安全性には問題がないとしている。

 検査の不正があったゴム部品は三菱電機の完全子会社、トーカン(千葉県)が製造。製品の大半は三菱電機向けで、同社が数十社に出荷している。鉄道車両のほかビル設備や自動車部品など幅広い分野で使われているとみられる。

 トーカンは、ゴム部品の耐久性に関する検査を省いた上で、三菱電機などと契約した仕様に収まるよう品質データの数値を改ざんしていたという。

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