来春の福井県知事選への出馬を表明している現職の西川一誠氏(左)、前副知事の杉本達治氏(右)

 来春の福井県知事選を巡り、連合福井は11月20日、福井市のユニオンプラザ福井で構成組織・地協代表者会議を開き、5選を目指す現職の西川一誠氏(73)を推薦することを決めた。会議後、横山龍寛会長は「これまで支持してきた現職は労働政策で実績もあり、結果も出ている。推薦を転換する必要はない」と述べた。近く連合本部に上申する。

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 連合福井は約4万1千人の組合員を抱える県内でも規模の大きな組織。会議には加盟する27産別の42人が出席し、非公開で行われた。5日に西川氏後援会から、8日には前副知事の杉本達治氏(56)から推薦依頼が出されたことを受け、執行委員会などで対応を協議。急きょ、緊急を要する場合に開催する代表者会議を開き、西川氏を推薦するとした議案を提案した。

 会議終了後、横山会長によると、出席者から「早い時期に答えを出すのはどうか。待ってもいいのでは」との意見が出された。採決の結果、反対はなく、1人が保留したものの賛成多数で西川氏推薦を決めた。

 横山会長は記者団に「新人同士ではなく、てんびんにかけるものではない」と強調。「これまで4回、働く人が働きがいを持って安心して暮らせる県政を進めるため、現職を推薦してきた。実績を評価すれば推薦を取り消す理由はない」と述べた。

 一方、連合本部の推薦基準が3期までとなっていることについては「多選を危惧させるようなことは現職にはない。働く仲間の代表として引き続き現職を推薦するというメッセージを出すことで、早い段階から一丸となって応援できる」とした。

 知事選を巡っては両氏のほか、県議の中井玲子氏(60)が立候補を表明。共産党県委員会も候補者の擁立を模索している。

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