3月、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」に開示された外務省のイラク戦争の検証報告書。黒塗り部分は非公開部分

 外務省がまとめたイラク戦争の検証報告書について、東京都のNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が全文の開示を求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、訴えを退けた。朝倉佳秀裁判長は「情報を公にすることで日本の安全が害され、他国との信頼関係を損なう可能性がある」と判断した。

 クリアリングハウスは、外務省が報告書を一切開示しない決定をしたことを受け、2015年7月に提訴。外務省はその後、2度にわたって決定を変更し、報告書の約3分の1を公開したが、クリアリングハウスは残る部分も公開するよう求めていた。

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