谷口屋の油揚げ(レディーフォー提供)

 福井県坂井市竹田地区の名物、油揚げの海外販路拡大を目指し、油揚げ製造販売の谷口屋(本店同市丸岡町上竹田)の谷口誠社長が来年2月以降、市場調査を目的とした海外イベントの開催を計画している。谷口社長は11月16日、クラウドファンディングのレディーフォーで、渡航費と開催費100万円の募集を開始した。

 ⇒福井の食文化“OAGE”を海外へ。谷口屋の新たな挑戦! 寄付はこちら

 ▽実行者:谷口誠(谷口屋)
 ▽目標金額:100万円
 ▽締め切り:12月20日午後11時
 ▽ギフト:5千円から30万円まで6種類

 油揚げは購入金額の統計で同県福井市が55年連続日本一(2017年・がんもどき含む)になるなど、県民なじみの食品として定着している。

 谷口社長は海外での和食ブームや健康志向に着目。大豆由来の油揚げを豆腐と同じように世界へ広げようと、イベント開催を決めた。油揚げが海外で受け入れられれば、精進料理や大本山永平寺への関心にもつながり、誘客などで福井に貢献できると考えている。

 イベントの名称は「Made in Japan “OAGE” tasting」。香港や中国の上海、米国のニューヨーク、サンフランシスコを開催候補地とし、油揚げに関する調査を行って世界進出の足がかりを作る。

 プロジェクトへの寄付に対するギフトは6種類。油揚げとまぜご飯の具(5千円)や谷口屋の食事ペア招待券(1万円)のほか、自宅へ出張して専用道具で油揚げを揚げる30万円の体験型ギフトもある。

 プロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井銀行と福井新聞社も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、実質2千円でプロジェクトの後押しができる(寄付者の給与収入などにより控除額に上限あり)。

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