大型小売店の正月三が日の営業をどう思うか

 大型小売店の正月三が日の営業について福井商工会議所が消費者に実施したアンケートで、「平常通り営業がよい」との回答は8・8%にとどまり、「元日は休業でよい」が57・6%に上った。このほか「三が日は休業でよい」が15・8%、「三が日は営業時間短縮でよい」が17・8%あり、平常通りの営業でなくても、やむを得ないと考えている割合が高かった。

 同会議所の会員事業所に勤める従業員に10月1~18日に調査し、500人から回答を得た。男性229人、女性271人で、年代は10代から70代。ショッピングセンター(SC)、百貨店、食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターといった大型店の営業に関して聞いた。

 「三が日は営業時間短縮でよい」と答えた人に、希望する閉店時刻を聞いたところ「午後6時」が60・5%で圧倒的に多かった。「午後7時」が24・6%で続いた。

 県内のSCなどで近年、元日の初売りが恒例になる中、今年の元日に「大型店に買い物に行った」と答えたのは20・8%で、「行っていない」が79・2%となった。大きな差がついたが、同会議所は「調査対象が会社員のため、専業主婦に聞けば違った結果になる可能性がある」とした。

 元日に買い物に行ったと答えた人に、どの大型店に行ったかを聞いた結果(複数回答)は、SCが57・5%と最多。次が食品スーパー(22・6%)だった。「何を買ったか」の問い(同)では食品が51・5%で最も多く、雑貨が21・9%、衣類が20・4%だった。

 同会議所の担当者は「小売業も人手不足が課題で、働き方改革が求められる社会背景もある。アンケート結果を踏まえると、三が日は効率的に営業時間を短縮するなど、運営の見直しを考えてもいいのではないか」と話した。

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