メルケル首相を非難し、怒声を上げる右派のデモ参加者=16日、ドイツ・ケムニッツ(共同)

 【ケムニッツ共同】ドイツのメルケル首相は16日、中東出身の難民の男らによるドイツ人刺殺事件が8月に起きた同国東部ケムニッツを訪れ、市民と対談した。メルケル氏が寛容な難民政策を進める一方、現地では事件後、難民排斥を掲げ、メルケル氏を非難する右派の抗議が活発化。この日もデモ隊約2千人が「メルケルは裏切り者だ」「難民は出て行け」と怒声を上げた。

 メルケル氏は対談で、難民政策を巡る問題は難民の短期的な受け入れではなく、国際社会が内戦の続くシリアなど難民の出身国を顧みなかったことだと強調した。

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