「Chee Bo」が商品化したスモークブッラータ。へしこの米ぬかで作ったパウダーとの相性は抜群だ

 イタリア発祥の希少なフレッシュチーズ「ブッラータ」専門工房の「Chee Bo(チーボ)」(福井県福井市渕4丁目)は、薫製したチーズを用いた「スモークブッラータ」の取り扱いを新たに始めた。スモークブッラータと相性が良い、サバのへしこに使われる米ぬかを煎ったパウダーも併せて商品化した。

 ブッラータは巾着状のモッツァレラチーズの中に、ストリングチーズと生クリームをたっぷり閉じ込めた高級チーズ。製造工程や鮮度管理が繊細なため「幻のチーズ」ともいわれる。チーボは渡邉晴弘さん、央恵さん夫妻=ともに(56)が、国内初の専門工房として昨年オープンした。

 スモークブッラータは、サクラとナラの原木チップでストリングチーズと塩を別々にじっくりといぶし、生クリームとあえて、巾着状のチーズで包んだ。スモークの奥深い香りが楽しめる。薫製の際にチーズが熱で溶けないよう、煙を冷やしていぶす独自の方法を採用した。

 本場イタリアでは、ブッラータにからすみのパウダーをかけて食べることもあり、渡邉さん夫妻は地場食材が使えないかと名産のサバのへしこに着目。身の部分ではなく、捨てられる米ぬかを2時間、ドライ状になるまで煎り、パウダーにした。サバのうま味が凝縮され、スモークブッラータとの相性は抜群という。

 渡邉さん夫妻は今回の新商品について「手間は掛かるが、ともに本物にこだわった逸品。新鮮さに加え、香り、うま味を楽しんでもらえれば」と話している。

 受注生産で、スモークブッラータは税別1280円。問い合わせはチーボ=電話0776(34)2021。

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