“秀逸なオチ”と”あふれる躍動感”が話題 「保護者ヨシヒコ」1コマ目 画像提供:ねぎかつセブンさん

 キャラクターもののフィギュアを使って写真を撮影、4コマ漫画のように一つの作品として見せる「フィギュア4コマ」を制作する“ねぎかつセブン”さん。今年2月、Twitterに、勇者ヨシヒコ、けものフレンズ、スターウォーズのフィギュアを用いて制作した作品「保護者ヨシヒコ」を投稿、現時点で約6.7万リツイート、15.5万いいねを記録している。どんなキャラでも自在にコラボできるのが魅力で、今でも定期的に新作をUP、ファンを喜ばせている。そんな“ねぎかつセブン”さんに、制作時、気をつけていることや、その魅力を聞いた。

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■ネットでの反響に、「こんな趣味でも人の役に立てたような気がして嬉しかった」

――フィギュアで作品を作ろうと思ったきっかけは何ですか?

「散歩が趣味で、風景を撮るためにカメラを買ったのですが、1週間ぐらいで風景を撮るのに飽きてしまって、何か変わったことがしたいなと思い、『フィギュアも一緒に撮ったら面白いのでは?』という考えに至りました。根がオタクなので(笑)」

――なぜ4コマで表現しようと思ったのでしょうか?

「“起承転結”があった方が、撮った自分だけでなく見ている人にも楽しんでもらえやすいのでは、と思ったからです」

――最初の作品は何でしょうか?

「ほんとにほんとの最初の作品は、ウルトラセブンのフィギュアと近所を散歩する作品です。しばらくはウルトラセブンとあちこち散歩をするのがメインでした」

――少し前に、勇者ヨシヒコ・けものフレンズ・スターウォーズのフィギュアを使用した「保護者ヨシヒコ」がネットで話題になりました。反響はいかがでしたか?

「それまでは、『すごい』『かっこいい』と言って頂けることが多かったのですが、この作品で『久々に笑えた』『元気出た』と言って頂けました。もちろんお世辞もあると思うのですが、こんな趣味でも人の役に立てたような気がして、非常に嬉しかったです。それ以降、ただカッコ良いおしゃれな作品よりも、楽しんでもらえる作品を撮ろうと思うようになりました」

――今までに制作した作品の数は大小合わせていくつありますか?

「全部足して大体150作品ぐらいでしょうか。フィギュアは200体ほどあると思います。使った金額を考えたくないので数えたくないです(笑)」

――作品制作の流れを教えてください。

「妄想~撮影~画像加工(文字入れなど)です。基本的に思い浮かんだものをそのまま撮ってます。アイデアを思いついたときは忘れないようにメモは残します」

■撮影中は不審者さながら?「通報されないように気をつけています(笑)」

――撮影時、大変なこと、気をつけていることは何ですか?

「外で撮影するので、夏は暑く蚊に刺されるし、冬は寒くて手が痛いことです。また、目立たない場所で撮るなど、通報されないように、人の迷惑にならないよう気をつけています(笑)。

――外での撮影だと天候に左右されることも?

「砂を使う撮影が多いので、風が強かったり、風向きが悪いと、なかなか思った通りに撮れません。また、ライティングは基本的に“太陽”なので、急に雲がかかったりしてしまうと4コマの前後で雰囲気が変わってしまいます。フィギュア片手にじっと空を見つめるその姿は、さながら不審者なので天気はとても重要です(笑)」

――砂埃などが効果的に用いられていると思いますが画像加工はしておりますか?

「砂埃、土煙は全てエアダスターを使用して実際に撒き上げてます。集中線を利用したぼかしや、色彩の加工等はフォトショップエレメンツを使ってます」

――どのようにストーリーを考えているのでしょうか?

「通勤中などにボーッと考えてます。何を撮ろうかなと考えていると、『あっこれだ!』と思いつきます。脳が暇なんだと思います(笑)」

――制作にかかる時間はどれくらいでしょうか?

「準備、撮影、後処理全部足すと大体2時間くらいです」

――「クッパ姫騒動」など、“二次創作”の許容範囲について問題になりましたが、“二次創作”についてどのようにお考えでしょうか?

「法律に反せず、人を不快にさせない程度に楽しめば良いのではないでしょうか」

――今後挑戦してみたいテーマはありますか?

「火を使った撮影をしてみたいなと思ってます。火を安全に使用できる場所がなかなか無いので、良い場所が見つかったら挑戦してみようと思います」

――どういったところに「フィギュア4コマ」の魅力を感じますか?

「写真としても楽しめて、マンガのような感覚でも楽しめることでしょうか。フィギュアとカメラ(携帯でも)さえあれば、誰でもできるというのも魅力の一つだと思います。大した才能の無い私でもできたので」

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