西川一誠氏の後援会連合会などが3月末に開いた政治資金パーティーで、ビデオメッセージを寄せた自民党の二階俊博幹事長=3月27日、福井県福井市

 今回のパーティー中止について、西川氏に近い関係者は「県連が推薦問題でごたごたしているのでやむを得ないのではないか。早く矛を収めてほしいというメッセージだろう」と冷静に受け止める。12日に党本部を訪れ、甘利明選対委員長と萩生田光一幹事長代行、林幹雄幹事長代理に対し、県連からの上申書を慎重に取り扱うよう申し入れた「西川県政と共に歩む会」の県議も、「二階先生は幹事長という立場上、推薦問題で何か発言すれば、西川氏、杉本氏支持のどちら側も都合良く解釈するだろう。だから来県中止という苦渋の決断をされたのだと思う」と推測する。

 これに対し、杉本氏を支持する県議は、二階氏が西川氏にビデオメッセージを寄せた3月末と今では状況が大きく異なっていると強調する。「現在も西川氏を応援するという立場なら、絶対に来るはずだ。県連が杉本氏の推薦上申を執行部会で決めた中で、西川氏とは会いたくないということだろう。距離を置いたと考えるのが自然ではないか」とみている。

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