甲府市の市立小で2012年、当時の校長によるパワハラを受けてうつ病になり、公務災害の認定請求も妨害されたとして、教諭深沢佳人さん(58)が市と山梨県に計約517万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、甲府地裁は13日、パワハラやうつ病との因果関係を認め、計約295万円の支払いを命じた。

 峯俊之裁判長は深沢さんが児童宅の飼い犬にかまれた後、児童の保護者との間で治療費を巡って行き違いが生じていたところに校長が保護者への謝罪を強いた行為をパワハラと認定。「状況を冷静に判断することなく、職務上の優越性を背景に許容範囲を逸脱した指導だった」と指摘した。

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