第97回全国高校サッカー福井県大会決勝 丸岡-福井商業 前半4分にシュートを決め、喜ぶ丸岡の小林晃喜(8)=11月11日、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアム

 サッカーの第97回全国高校選手権福井県大会は11月11日、福井県坂井市のテクノポート福井スタジアムで決勝を行い、丸岡が福井商業を1―0で破り、3年ぶりの優勝。29度目の全国選手権の出場権を獲得した。

 試合終了の笛が鳴ると、イレブンは空に向かって雄たけびを上げた。全国選手権への出場権を得た丸岡。主将のFW宮永任は「これ(出場権)を取るためにやってきた。本当にうれしい」と涙声で喜んだ。

 試合は開始直後に動いた。前半4分、ゴール前のこぼれ球にMF小林晃喜が反応。「シュートで終われという小阪康弘監督の言葉が浮かんだ」。左足を夢中で振り抜きシュート。周りの歓声でゴールが決まったと分かると、ガッツポーズで応えた。

 後半は、福井商業にボールを支配される時間帯が長かったが、粘り強く守り抜いた。

 6月の県高校総体決勝では福井商業に敗れた。「自分たちが負けるわけないと思っていた。過信していた」(宮永主将)。この反省から“挑戦者”の意識がチームに定着した。小阪監督は「勝利への執念が強くなった」と振り返る。

 今大会優勝で勢いづくチームだが、指揮官は「スタートラインに立ったばかり」と気を引き締める。宮永主将も「チャレンジャーとして戦っていきたい」と決意をのぞかせた。

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