4K対応テレビが並ぶ売り場=11月8日、福井県福井市新保北1丁目の100満ボルト福井本店

 高精細で臨場感のある4K、8Kの本放送が、12月1日からNHKと民放BSなどで始まる。開始まで1カ月を切り、福井県内の家電量販店には対応テレビがずらり。次世代の高画質放送を最新機器で見ようと、品定めに来店する客が急増している。

 現行のハイビジョン放送に比べ、4Kは4倍、8Kは16倍の画素数がある。実際の色に近い表現が可能になるほか、色や明るさの変化が滑らかになり、より自然な映像になるという。総務省は東京五輪が開催される2020年に向け、4K、8K放送の普及を図っている。

 視聴には4K、8Kに対応したテレビとチューナーなどが必要になる。福井市の100満ボルト福井本店では、展示販売するテレビ約70種類のうち、半数以上が4K対応となっている。放送開始が近づくにつれ、売り上げも徐々に増加。ここ2カ月間のテレビの売り上げは、昨年同期より2~3割多い。本放送1カ月前を切って初の週末となった3、4日は、買い替えを検討する多くの客でにぎわったという。

 同店のお勧めは、リアルな映像と画面の薄さが特長の有機ELテレビ。液晶テレビより高画質でコントラストがはっきりしている。サイズは55型から。大画面で迫力ある映像が楽しめる。昨年から本格的に商品数が増え、価格も落ち着いてきたというが、同サイズの液晶テレビよりは数万円高い。35万円程度の商品が売れ筋という。チューナーを内蔵したタイプもある。液晶テレビの売れ筋サイズは50型、価格は15万円前後という。

 8K対応はまだ商品自体が少なく、同店での取り扱いもないが、今月中旬には、国内メーカーが発売するチューナー内蔵の8Kテレビを入荷予定だ。担当者は「臨場感がある新体験の映像を、新しいテレビで楽しんでもらえれば」と話している。

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