中井玲子氏

 福井県議の中井玲子氏(60)=福井県福井市=が11月11日、福井市の農産物直売所「アグリらんど喜ね舎」で県政報告会を開き、来春の福井県知事選に出馬することを表明した。「データからではなく、本当のしあわせ満足度ナンバー1を感じる県にしたい」と述べた。

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 中井氏は仁愛女子短大卒。保育士を20年以上務め、2005年に女性初の県PTA連合会会長に就任した。12年の県議補選で初当選し、現在2期目。

 中井氏は保育士などの経験から「女性が子どもを産み育てやすい社会にしなければいけない」と強調。育児と労働をつなぐ保育制度の確立などを挙げた。教育政策は「学力よりも子ども一人一人の個性を生かし、多様性を重視すべきだ」と述べた。

 原子力政策は「原発はまだまだ大事な産業だが、今後次世代エネルギーにシフトする必要がある」として、緩やかな脱原発を訴える考えを示した。

 政党などの推薦などは受けずに、無所属で立候補する方針。県議を辞職する意思はないとした。

 知事選には、現職で5選を目指す西川一誠氏(73)と福井県前副知事の杉本達治氏(56)が既に出馬を表明している。共産党県委員会が候補者の擁立を模索している。

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