来春の知事選を巡り、対応を協議するために集まった福井市議ら=11月8日、福井県福井市役所

 来春の福井県知事選を巡り、福井市議会(定数32)の保守系、労組系の3会派と無所属議員は11月8日、市役所で今後の対応を協議した。出席者によると、保守系の最大会派「一真会」(11人)が前副知事の杉本達治氏(56)の支持を呼び掛けたのに対し、保守系の第2会派「志政会」(8人)からは自民党県連が現職の西川一誠氏(73)と杉本氏のどちらを推薦するのか見極めたいとの慎重意見が出た。労組系の第3会派「市民クラブ」(6人)も態度を保留し、会派間の温度差が浮き彫りとなった。

⇒【D刊】福井県知事選動向、さらに詳しく

 会合には一真会と志政会、市民クラブの大半の議員のほか、無所属議員2人が出席した。出席者によると、一真会の皆川信正会長や見谷喜代三議員が「福井市議会として可能な限り一枚岩になり、杉本氏を支援したい」と求めた。

 これに対し、志政会の議員からは10日の自民県連執行部会で協議される推薦の行方や、県議会最大会派の県会自民党で杉本氏と西川氏の支持が二分している状況を踏まえ、様子見したいとの声があった。市民クラブの議員は、支持母体の連合福井の意向を踏まえて判断したいとの考えを示した。ただ「杉本氏支援に真っ向からの反対はなかった」(一真会中堅議員)という。

 見谷氏は会合後、記者団の取材に対し「さまざまなしがらみがあるが、最終的には(杉本氏で)まとまりたい」と今後を見据えた。

関連記事