独禁法違反の疑いで公取委の立ち入り検査を受けたゲンキー本社=11月7日、福井県坂井市

■利用客や従業員から驚きの声「今の時代に通用しない」

 ゲンキーが公正取引委員会の立ち入り検査を受けた7日、福井県内の利用客や従業員からは、納入業者とのいびつな関係が疑われていることについて「今の時代に通用しないやり方」「あってはならないこと」など驚きの声が聞かれた。

 同社の店舗は弁当や総菜なども扱っており、福井市の店舗を訪れた同市の女性会社員(23)は「最近ではスーパーみたいな品ぞろえですごいと思っていた」と話す。低価格が魅力で利用頻度は高いというが、立ち入り検査を知り「(強い)立場を利用してはいけない」と語気を強めた。永平寺町の30代女性も「びっくりした」と驚きを隠せない様子だった。

 コンビニオーナーの60代男性は、優越的地位の乱用疑いに対し「今の世の中に通用しないやり方」と批判。「急成長した宿命かも」と語った。

 ゲンキーの各店舗は通常通り営業しており、ある従業員は、詳しい状況は分からないとしつつ「あってはならないこと」と静かに話した。

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