ミセス・クイーンコンテストで部門グランプリに輝き、日本代表として世界大会に出場する吉川さん=福井県福井市南四ツ居1丁目の美容室「オランオラン」

 結婚歴のある女性が心身の美を競う「ミセス・クイーンコンテスト」で、福井県福井市の美容師吉川智美さん(44)が35~44歳の部のグランプリに選ばれ、11月22日に中国で開かれる世界大会「ミセスグローブ」に日本代表として出場する。「日本にも強くてエネルギッシュな女性がいることをアピールしたい」と意気込んでいる。

 コンテストは、一般社団法人クイーンインターナショナル(東京)が2015年から開いている。年齢別に3部門あり、容姿、知性、表現力、社会貢献の意識などさまざまな観点で審査される。吉川さんは「女性をきれいにすることが(美容師としての)自分の使命。年齢を重ねてもきれいでいられることを自分自身から発信したい」と初めて参加した。

 全国98人が応募し、四つのエリア予選を勝ち上がった吉川さんら19人が9月に東京で行われた本選に臨み、ウオーキングやスピーチを披露した。

 ウオーキングの経験がない吉川さんは「足の運び方などで苦戦した」というが、本選1カ月前から専門の指導者に付いて特訓した成果を発揮。社会貢献がテーマのスピーチは、小児がんなどを患う子ども向けの医療用かつらに使われる髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」の取り組みや、経営する美容室などで女性の雇用を進めている点などをアピールした。

 グランプリ受賞に「正直驚いた。家族や同僚の協力があったからこそやりきれた。うれしさより周りへの感謝の気持ちの方が大きい」と吉川さん。22日に始まる世界大会は70カ国以上の代表が集い、10日間の合宿審査と本選で競う。「明るく楽しみながら、自信を持って挑戦したい」と話していた。

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