大学センター試験の開始を待つ受験生=2018年1月13日、福井県福井市の福井大文京キャンパス

 大手予備校河合塾が分析した来春の大学入試の志望動向によると、福井県の受験生のうち、地元の福井大学の志望者が前年比81人減と大きく減っていることが分かった。主に工学部の志望者が減っていることが要因。私立大学では立命館大学や同志社大学が減った一方、京都産業大学、近畿大学、龍谷大学は増えており、安全志向の傾向が見られた。

 河合塾が第2回全統マーク模試を受験した福井県の受験生の志望校をまとめ、分析した。

 福井県の受験生で志望者数が多かった国公立大学は、福井大学の529人、福井県立大学360人、金沢大学345人の順で、以下富山大学163人、神戸大学131人と続く。

 2017年のマーク模試での福井県の受験生の志望校は、福井大学610人、金沢大学365人、福井県立大学334人、富山大学171人、公立小松大学123人だった。

 比較すると、福井大学は81人減で、金沢大学も20人減らした。一方、福井県立大学は26人増えた。

 志望者数から、福井県では工学部志望者が減り、経済学部志望者が増えている動向が見られた。

 ■立命館、同志社大学は減少

 福井県の受験生の私立大学の志望動向は、立命館大学は552人で前年比65人減、同志社大学は328人で43人減った。

 立命館、同志社など難関私立大学は定員超過抑制などの影響を受け難化していることから、全国的に志望者が減少している傾向があり、福井県でも同じような動向となった。

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