杉本達治氏

 来春の福井県知事選に、前副知事で総務省公務員部長の杉本達治氏(56)が出馬する意思を固めたことが10月30日、関係者への取材で分かった。関係者によると、県議や県内の市町議員でつくる「福井県の未来を創造する自治体議員連盟」から、東京都内で31日に出馬要請を受けた際に伝える。

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 一方、現職の西川一誠氏(73)は29日の定例会見で5選出馬を表明した。杉本氏が出馬の意思を固めたことで、総務省出身同士で現職対前副知事の異例の対決構図となる公算が大きくなった。

 杉本氏は岐阜県出身で東京大法学部卒。1986年に自治省(現総務省)に入り、市町村税課長、地方債課長、消防庁国民保護・防災部長などを歴任した。福井県では2004年7月~07年7月に総務部長、13年7月~16年6月に副知事を務めた。祖父は旧大野郡西谷村(現大野市)出身で福井県にゆかりがある。

 知事選を巡ってはこのほか、共産党県委員会が候補者の擁立を模索している。また一部に立候補の動きがある。

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