福井の県立高校全日制の2019年度募集定員。藤島や羽水、敦賀、若狭などが減少している

 福井県教育委員会(県教委)は10月29日、県立高校の2019年度募集定員を発表した。全日制は前年度から245人減の4935人で、1961年度以来58年ぶりに5千人を切った。定時制は130人減り350人。

 来春の県内中学卒業予定者数が1975年度以降で最少となったことや進路志望調査の結果、各高校の前年度入試の受験者数を踏まえた。卒業予定者に対する全日制募集定員の割合は67・6%で、前年度に比べ0・7ポイント減。

 定員減は羽水の60人が最も大きかった。県教委は「福井地区(福井市・永平寺町)の普通科系はこれまで、中高一貫の県立高志中を設けた高志の定員を減らし、羽水は増やしてきたため」としている。藤島も18人減らした。高志高は中高一貫の高志中からの入学者数を踏まえ160人の募集。

 そのほか、各地区の中でも卒業予定者数の減少幅が大きい地域の敦賀が41人、若狭が36人、鯖江が30人減らした。

 卒業予定者数が増えた坂井地区で坂井や金津は定員を増やした。

 推薦入試は体育・芸術推薦を廃止し、学科推薦の募集定員を前年度から98人減の686人とした。16校で行う。

 体育・芸術推薦に代わり新設した特色選抜は23校で296人を募集する。内訳はスポーツ260人、文化36人。

 定時制は前年度の入学者が多かった武生と丸岡以外を減らした。通信制、特別支援学校に変更はない。

 入試の日程は、推薦と特色選抜の面接、連携型中高一貫校(金津、丹生、美方)の入試が1月21日にある。全日制と定時制の一般入試は3月4、5日の両日にあり、藤島など7校8学科で英検準2級以上、そのほかの学校・学科で英検3級以上の取得者に5点が加算される。インフルエンザなどで欠席した生徒が対象の追試は7、8日の両日。

 2020年度に鯖江に統合する丹南と、統合して総合産業高を設ける武生商業、武生工業は最後の募集となる。

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