松平春嶽の魅力などについて話す陸田元一さん(左)と相沢友子さん=10月27日、福井県鯖江市のアイアイ鯖江・健康福祉センター

 坂本龍馬が暗殺されるまでの30日間を描いたNHKスペシャルドラマ「龍馬 最後の30日」の脚本家らを招いた講演会が10月27日、福井県鯖江市のアイアイ鯖江・健康福祉センターで開かれた。約200人が聴講し、龍馬が考えた新国家の盟主が福井藩主松平春嶽だったという仮説に基づいたドラマから、春嶽の思想や功績などに理解を深めた。

 県や市町でつくる幕末明治福井150年博実行委員会などが主催。県内各地で開催したリレー講演会の最後となる4回目で、脚本家の相沢友子さんと、NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサーの陸田元一さんが「ドラマ制作から見えてきた春嶽像」と題し話した。

 講演会は2部構成で、第1部で市まなべの館の藤田彩学芸員が幕末の鯖江藩主間部詮勝について説明。第2部では陸田さんらが登場し、ドラマの構想や撮影時にこだわった点などを紹介した。

 相沢さんは春嶽について「固定観念にとらわれない柔軟さを持っていて、視野の広さに感激した」と魅力を話した。ドラマの中で、中根雪江や岡本健三郎らをどのような人物として描こうとしていたかについても触れ、訪れた人は熱心に聴き入っていた。

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