花魁や芸者の衣裳に身を包んだOSKのメンバーら=10月26日夜、福井県越前市文化センター

 「2018たけふ菊人形」で公演しているOSK日本歌劇団のメンバーが10月26日夜、福井県越前市の着物文化研究グループ「日本民族衣裳源流会」と市文化センターで交流した。源流会の会員の着付けでメンバーは江戸時代の花魁らに変身し、会場はあでやかな雰囲気に包まれた。

 両者の交流は毎年恒例となっており、同センターで公演中の「たけふレビュー ガーシュウィンナイト」に出演する6人が参加した。今年の交流のテーマは「越前府中花魁道中」。源流会の三田村まつゑ会長らが手際よく華やかな衣裳を着せ、かつらや髪飾りでさらに美しさに磨きを掛けた。

 着付けを終えたOSKメンバーは花魁のほか、舞妓や芸者、男役の頭領や旅人らに変身。三田村会長に所作や歩き方を教わった6人は列になり、一晩限りの花魁道中を披露した。連日のステージをこなしているだけあって、さっそうとした立ち居振る舞いをすぐにマスターするメンバーたちに、見守った源流会の会員らは大きな拍手を送っていた。

 重さ25キロある花魁の衣裳を着た羽那舞(はねなまい)さんは「昔の女性は美しくあるためにすごい苦労をしていたんだと思う。今後の舞台の参考に、貴重な経験をしっかりと覚えておきたい」と話していた。

 OSK公演は、菊人形最終日の4日まで。

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