すし詰め状態で飼育されていた犬たち=2017年12月、福井県坂井市内(県内動物愛護グループ提供)

 福井県内の動物販売業者が一時犬猫約400匹を過密飼育、繁殖し「子犬工場(パピーミル)」状態だったとされる問題で、全国の動物愛護活動者らが、業者が動物愛護管理法違反(虐待)罪で起訴されるよう福井検察審査会に求める署名活動をインターネットで展開している。10月22日までに2万人を超える署名が集まった。

 ⇒【動画】子犬工場、地獄の光景

 公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS、本部東京)は今年3月、業者などを刑事告発した。福井地検は7月、書類送検された法人としての業者と、当時の代表者の40代男性、飼育員2人を不起訴としたため、同協会は不服として福井検察審査会に審査を申し立てている。

 呼び掛け人の川崎亜希子さん=栃木県在住=は過去にも動物虐待事案を取り扱ったことがあり「ネグレクト(飼育放棄)は虐待行為。再発防止のためにも(業者の行為は)許されないという声を集めたい」と話す。月末まで署名を募り、同審査会に提出する。

 署名サイト「change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」(サイト内で「福井検察審査会」で検索)で呼び掛けている。

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