拉致問題の全面解決に向けて署名活動を行う地村保志さん(右)=10月20日、福井県小浜市

 北朝鮮による拉致被害者の支援組織「救う会福井」は10月20日、福井県小浜市内で開幕した「OBAMA食のまつり」の会場で、拉致被害者全員の早期救出を日本政府に求める署名を募った。拉致被害者の地村保志さん(63)や同会の森本信二会長(63)ら約10人が、拉致問題解決に向けて国民の協力を呼び掛けた。

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イベント会場の一角にテントを設け、地村さんらは青色のジャンパー姿で署名を求めた。市内の小中学校で講演活動を行っている地村さんの依頼に応じ、若者から年配の人まで幅広い年齢層の来場者が、次々と署名していた。

 米朝交渉の行方に注目が集まる中、国内では菅義偉官房長官が拉致問題担当相を兼務することになった。森本会長は「首相側近が担当相になり進展に期待している。解決に向けて日本政府を後押しできるよう、世論を盛り上げていきたい」と話していた。

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