カルビーが発売する「山うに味」のポテトチップス

 カルビー(東京)が47都道府県で展開するご当地ポテトチップス企画で、福井県の味として「山うに味」を商品化し、10月29日から県内を含む中部地方の7県で限定販売する。山うにはユズやトウガラシ、塩などを練り合わせた鯖江市河和田地区に伝わる薬味。ほどよい辛さやさわやかな香りを再現した。

 郷土の味わいを再現して地域貢献につなげる同社の「ラブジャパン」プロジェクトの一環で、ご当地ポテトチップスの発売は昨年度に続いて2回目。消費者から商品化してほしい地元の食の提案を募った。

 昨年度は「水ようかん味」だった福井県は今回、「へしこ味」や「小鯛の笹漬け味」なども候補に挙がったが、広く知られていない伝統的な薬味を県内外に発信しようと山うに味に決めた。トウガラシやユズのパウダーなどを使い、辛さと酸味を感じられる味わいに仕上げた。

 カルビーの小林徹也・執行役員中日本事業本部長らが18日、県庁を訪れて西川一誠知事に報告した。試食した西川知事は「辛みがちょうど良くておいしい」と感想を述べた。小林本部長は「中部地方で山うにの認知度が高まるよう期待している」と話した。

 価格は120円前後で、スーパーやコンビニ、量販店などで取り扱う。売り切れ次第販売を終了する。

 同社によると、昨年度は50種類のご当地ポテトチップスを商品化し、計約1万7千袋を販売。普段ポテトチップスを買わない年配層の関心も集め、購入者層の拡大につながったという。

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