秋晴れの下、収穫される越前柿=10月17日、福井県あわら市柿原

 福井県あわら市の坂井北部丘陵地で特産「越前柿」の収穫が最盛期を迎えている。鮮やかに色づいた実が青空に映え、秋の深まりを伝えている。

 越前柿は四角い種なしの渋柿で、しゃきしゃきした食感が魅力という。9月下旬に「刀根早生(とねわせ)」の収穫が始まり、10月15日ごろから「平核無(ひらたねなし)」の作業も加わった。

 すがすがしい秋晴れとなった17日、農家の酒井新太郎さん(69)は、妻の早苗さん(64)と午前8時半ごろから収穫を始めた。約10アールの畑で、一つ一つ色づきを確認しながら、はさみで丁寧に枝から切り取っていった。

 酒井さんによると、台風などの影響もなく生育は順調で甘みも十分。収穫は11月初めまで続き、渋抜きした後、JA花咲ふくい管内で約220トンを県内や関西に出荷する見込み。

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