稲田朋美氏

 自民党の稲田朋美筆頭副幹事長が代表を務める党福井県第1選挙区支部が、脱税事件で今年3月に有罪判決を受けた福井市の建設会社から、2014~16年に計46万円の献金を受けていたことが10月13日、同支部の政治資金収支報告書で分かった。

 稲田氏の事務所は取材に事件を知らなかったとし「献金は17年にも受け取っていた。いずれも返還を検討し今後も当面自粛したい」と説明した。

 収支報告書によると、建設会社は14年に22万円、15、16年に各12万円を支部に献金していた。17年分の収支報告書は、まだ公開されておらず同社の献金額は不明。

 同社を巡っては、福井地検が今年1月、13~15年に約6400万円を脱税していたとして、法人税法違反などの罪で同社を含む法人3社と実質経営者を起訴。福井地裁が3月、同罪などで有罪判決を言い渡した。

 稲田氏事務所は建設会社との関係を「地元の支援企業の一つ。議員本人は会社関係者と面識はないはずだ」と説明。建設会社は献金について「担当者がおらず、対応できない」と話している。

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