大会ボランティアと交流される皇太子さま=10月13日、福井県の勝山市体育館ジオアリーナ

 皇太子さまは10月13日、全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会2018」のバスケットボール競技が行われている福井県の勝山市体育館ジオアリーナで、大会の運営や競技補助などに携わるボランティアと交流を深められた。一人一人の善意の活動をねぎらい、体調を優しく気遣われた。ボランティアは「皇太子さまのお言葉を励みに、これからも頑張っていきたい」と気持ちを新たにした。

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 皇太子さまは、ボランティアの代表8人と会話を交わされた。清掃美化の運営ボランティアをしている勝山市赤十字奉仕団委員長の鈴木佐智江さん(71)と県精神保健福祉士協会理事、笠松亘さん(42)は「お体を大事に頑張ってください」と優しくねぎらいを受けたという。鈴木さんは「体が続く限り、地域にお役に立てるよう楽しく活動に励んでいきたい」、笠松さんも「皇太子さまからいただいたお言葉は一生の宝物です」と感動していた。

 競技補助員をしている勝山高校女子バスケットボール部前主将の生徒(3年)と現主将の生徒(2年)は、キャプテンのやりがいや部活動の様子を尋ねられた。皇太子さまは、長女愛子さまが小学生の時にバスケットボールをしていたことに触れ「いいスポーツですね」とほほ笑まれたという。

 情報支援ボランティアの和田勇さん(70)、河合八重子さん(57)には「どこが難しいですか」と尋ね、「リアルタイムで的確に伝えるところが大変」との返答に熱心に耳を傾けられた。

 選手団サポートボランティアの竹内涼汰郎さん(19)、石村美咲さん(19)にはボランティアを始めたきっかけをご質問。「専門学校で介護を学んでおり、人の役に立ちたいと思いました」との答えに笑顔で「将来は介護の道に進むのですね」と激励された。2人は「皇太子さまの表情やお声、話す内容すべてから、優しいお人柄が伝わってきた」と話していた。

 皇太子さまは、宮内庁を通じ「大会の成功を目指して一人一人が責任感を持って、それぞれの仕事に誠実に取り組まれていると感じ、心強く思いました。この大会を陰で支えている多くの方々の尽力に改めて敬意を表したいと思います」との感想を寄せた。

 皇太子さまは、体育館出発の際にもお見送りの県民と交流。親子連れには「健やかに成長されますように」と声を掛け、鯖江市から訪れた男女には、11年前に来県された際に鯖江東小で食べた給食の思い出をお話になった。

勝山市
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